子供の習い事の辞め時は?送迎がしんどいから辞めるのはあり?

 

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子供の習い事で悩まされる問題のひとつは、親の送迎が大変なこと。そして、子供がなかなかうまくならないこと、子供が辞めたがっていることなど、様々かと思います。

うちの場合、母子家庭で経済的に余裕がないこともあり、習い事は主に、学校で主催しているスポーツ系やオンライン、近所で安くやってくれている教室や短期コースなどです。

小学校で配られる部員募集のチラシを見ると、サッカー、野球、バスケ、空手などありましたが、どれも他スクールよりずっとリーズナブルで、回数も多いし、顔見知りの子などもできたり、とてもありがたいです。しかし、最近問題が・・。

それは、子供がなかなか上達しないことで、親の私でさえ、やる気が失せてきてしまったことです。最初はノリノリだったけど、今ではモチベーションが下がりまくっていて、どうしよう。かといって、なんだかんだ二年近く続けてきたのもあり、辞めるとは言いにくい雰囲気です。

習いごとに疲れた時はどうする?続かない、辞めたいのは悪いこと?

子供の習い事を辞めたいと思う理由は人それぞれですが、私の場合、子供ではなく、私自身が疲れてしまったことが大きな要因でした。

疲れてしまった理由は、送迎が大変というのも少しはありますが、それ以上に大変だったのは、精神的な問題です。子供がいくらやってもお稽古事が上手にならない、後から入ってきた子に抜かれてしまう・・これは、想像以上にきついものがあります。

親は子供がかわいいが故に、感情移入してしまいやすいです。周りの子にどんどん抜かれたり、上手にならないのを見て、かわいそうになってしまったり、または、「なんでそんなこともできないの?」と怒りがわいてくることもあるでしょう。

私自身、そのような気持ちになり、自己嫌悪に陥ることが多々ありました。子供が辞めたがっているならまだしも、親が感情移入しすぎてしまい、辞めさせるのはよくないことに思え、何度も自分を責めるような気持ちになったものです。

お稽古が上手にならない、他の子に抜かされるのが原因で辞めさせるのはダメ?

子供が上手にならない、抜かれてしまうのが原因で、辞めさせたいと思ったことがある親はいると思います。もちろん、下手でもいいからとにかく続けてほしい!という親もいると思います。

実際、子供が上達しないことが原因かはわかりませんが、何人かの親御さんは、あまり上達しないお子さんを一年以内に辞めさせていました。話したところ、子供が上達しないのが原因ではなく、他にもっとやりたいお稽古事があること、忙しいことなどが原因でした。

多くの親御さんは、子供の意思を尊重したいとのことで、子供が続けたがっていればやらせる・・というような考えの人が、私の周りには多い感じがします。確かに、子供のやる気は大切ですし、気持ちを尊重するのは良いことだと思います。

私自身、親に無理やりピアノを続けさせられて嫌だったのですが、結果、すごく上達はしましたので、下手でもいいからやりたいことを続けるか、辛くても得意なことであれば続けさせるか・・というのは、とても悩みます。

結果、ピアノが向いていたようで、コンクールで賞を取ったりなど、結果を残すことはできましたので、続けたことはよかったと思っています。得意なことを続けることは、本人の自信につながるからです。しかし、心から好きになれず、親の反対を押し切って辞めてしまいました。

幼少期から高校生まで続けたお稽古事であること、また、一定の結果を残したことなどは、自分のアイデンティーや自信を持てたこともあり、全く後悔もしていないし、習っていて本当によかったと思います。苦しくても練習を続けたり、大会に出ることは、忍耐力や集中力、度胸をつけることにも役立ちました。

しかし、もしこれが向いていないことだったらどうでしょう?いくら続けてもコンクールではいつも受賞できないし、簡単な曲も上達できない。後から入ってきた子供にどんどん抜かされる・・となったら、自信は持てないかもしれません。

このような理由から、私は、自分の子供が今習っているお稽古事が向いていないという理由で辞めさせたいと思うことは、あながち間違いではないと思ってしまうのです。

そうはいっても、習い事は本人の気持ちが大切!とか、下手でも続けることに価値がある!と思う親御さんにとっては、私の考えは理解できないかもしれないし、また、そのように考える親御さんの気持ちも多いに分かります。

子供がそこまで辞めたいと言っていないのに親は辞めさせたいという場合、子供をどのように説得するかは迷うところです。また、親自身が、本当に辞めさせてもよいものか?続けることが大切なのではないか?もう少し頑張ればコツがつかめたりしないものか?などと、迷いがある場合もあると思います。

前者の場合、子供をうまく言いくるめて辞めさせることは可能かと思います。例えば、他にもっと面白そうな習いごとがあるとか、習い事が多いと遊んだり勉強する時間がなくなってしまう・・などと説得することは可能ですし、子供もよほどその習いごとに思い入れがない限り、納得しやすいでしょう。

しかし、問題は、親自身が迷っている場合です。私の場合も、どちらかというと、完全に辞めさせたいとも思えず、かといって、今のまま漫然と続けるのにも疑問がある・・という状況です。

習いごとが続かない。辞めたいけど辞められない。うまい辞め方や口実は?

習いごとを辞めにくい場合、うまい辞め方や口実、方法はあるのでしょうか?習いごとは、続けている期間が長ければ長いほど、辞めにくくなったり、辞め時を失ってしまう傾向があります。

うちの場合、スポーツ系の習い事で、小学一年生の時から続けており、現在二年生になります。このくらいの時期は、子供同士、親同士、先生方との人間関係も出来上がってきており、辞めにくくなってくる頃です。

入りたての時であれば、お互いにまだ顔や名前を覚えていなかったり、先生とのコミュニケーションも深まっておらず、なんとなくフェイドアウトしても大丈夫かな?という雰囲気がありますよね。しかし、だんだん長くいると、嫌でも顔や名前を覚えられているものです。

長くいるほど辞めにくくなるのは、その場所にその時間、その子がいつもいる・・という状況が続いているからです。あれ?あの子最近来ないな?などと、なんとなく他の子に対しても気になるようになってきますよね。相手もそうなってくるということです。

自分が人のことを気にするようになると、周りも自分を気にしているような錯覚に陥るものです。しかし、実際はそこまで他人はあなたを見ていない可能性もあります。自意識過剰ってこともあり得ます。

かといって、急に「辞めます」というのは、なぜか勇気が要るものです。お世話になっている先生や仲良しのお友達、親などもいたりすると、なおさら、言いにくいし、また、少し寂しいような気もするからです。

そんなときにオススメな方法があります。それは、

  • 完全には辞めない
  • 休みを増やすなどし、徐々にフェイドアウト

という方法です。

完全に辞めない方法としては、一応在籍はしているものの、行く頻度を減らすとか、曜日を減らすなどする。または、スポーツ系の習い事であれば、大会など大きなイベントに出場するのを辞める・・などの方法が考えられます。

また、徐々にフェイドアウトする方法ですが、これは、上記のように行く回数を減らすことで、少しずつ存在感を消していきます。そうすると、周りはなんとなく、「やる気がないな」とか「もしかして辞める?」などと予測がつきやすくなります。

やる気マンマンの人が突然辞めるより、辞めそうだなというオーラの人が辞めた方が、相手もびっくりしないだろうし、納得がいくと思います。また先生もあまり期待しなくなるので、重荷が少なく辞められますね。

もっとも、元からまったくうまくないうちの子は、先生から期待をかけられている様子はありません。しかし、なぜか存在感だけはあり、友達にちょっかい出したり、ふざけたり、態度が大きかったりして目立っていましたので、いつもそこにいる・・という感覚は持たれています。

存在感が大きい子は、存在感を少しずつ消すことで辞めやすくなるかもしれません。誰が?って、ま、親が勝手に思ってるだけですが(笑)

もともと存在感がないおなしい子や下手な子が辞めるのは、なんとなく辞めやすいですが、目立つ子って、何かと注意されたり、絡まれたりして、意外と人間関係が出来上がってたりするものです。だから辞めにくかったりして・・。

しかし、徐々にフェイドアウトしていくという方法であれば、辞めやすいかもしれません。

以上、辞めにくいお稽古事を辞める方法についてでした。

今のところ、うちの場合は、なんとなく在籍し続けるものの、大会などの参加は一切やめようかと思っています。できれば審査会なども参加したくないですが、まあ、これはしてもいいかな。

もちろん、同じ月謝を払っているのに行く回数を減らしたりするのはもったいない気もしますが、大会などの費用は出さなくて済むわけだし、考えようによっては、よりリーズナブルにお稽古事を続けられるんですよね。

以上、私の考えや体験が誰かの参考になればと思います。

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